2012年 第7回「安全・品質・環境」発表大会

 平成24年3月3日(土)、タカラ物流システム㈱本社4階会議室において、【第7回「安全・品質・環境」発表大会】を開催しました。今年度は、16チームが平成23年度に取り組んだ小集団活動の成果を報告しました。

  本大会は、事故・災害のない明るい職場をつくるため7年前から開催しており、東日本支社や千葉支店、松戸営業所、タカラ長運㈱の従業員はテレビ会議方式で参加しました。

 

 審査の結果、技能系はタカラ長運佐世保営業所「米海軍佐世保基地メール便の安全・品質向上を目指して」、事務系では事務Bグループの「効率的な経費削減~節電とエコ活動への取組み~」が最優秀賞に選ばれました。

■開会挨拶──安全とコストはどちらも重要

 大会の始めに、大谷將夫社長より開会の挨拶がありました。

 

大谷 これからの物流企業にとって、安全・品質・環境は、競争に勝ち残るためにはもっとも重要なテーマであり、一歩間違えると企業の存続にかかわります。お客様から安全、安心できる企業であると信頼を受けていることが、企業の発展につながります。日頃からそのことは、各人が自覚してもらっていると思います。
 
 しかし一方で、過重に安全対策や環境施策を策定しようとすることも間違いであり、ここでもコスト管理が必要であることを忘れてはなりません。100の安全・品質を守るために精度を上げることが重要であり、120~130の過剰対策では競争に勝てないのです。この非常に難しいファクターを同時に達成することが、私たちに求められています。「家庭と仕事とどちらが大事なの?」と聞く奥さんの言葉が愚問であるように、安全とコストも二者択一ではなく、どちらも大事、どちらも達成すべき課題なのです。
 大会も7回目となり、前回の反省ではテーマのマンネリ化なども指摘されましたが、今回は、また新たな発想のもとに精度の高い発表があることを楽しみにしています。
 
 それから、もう一つ今年は嬉しいご報告があります。平成23年に申請した運転記録証明書の分析結果より、違反事故が非常に少ないということで、京都府警察本部田辺警察署と自動車安全運転センターより、初めて「優秀安全運転事業所」として銀賞を受賞いたしました。さる2月28日に、会社を代表して田辺警察署で伝達を受けましたが、皆さんの安全運転の努力が表彰という形で実を結んだことを喜ぶとともに、今後の一層の努力を目指していきたいと思います。

■平成23年度の総括──安全と健康の両輪を推進

 続いて、丸山利明安全品質環境推進室長から運輸安全マネジメントと品質・環境への取組みについて、総括発表がありました。

■バック事故防止は「不安があったら降りて見る」
丸山 平成23年度に発生した事故災害の形態と防止策を報告します。特に物損事故の内容としてはバック事故が非常に多いことが挙げられます。バックモニターが装備されたウイング車でもバック事故が発生していますので、
平ボディの車に「バックモニターを付ける」という安全対策が果たして有効か検討してください。


 バック事故の原因分析をしてみますと、「(慣れない場所で)ちょっと不安を感じていた」というドライバーの感想が非常に多いのです。慣れた場所では、バック事故は発生していません。
 ですから、「不安を感じたら、勇気を持って降りて見る」ということを徹底してもらいたいと思います。どこに突起物があるか、シャッターはあるかなど、降りてちょっと見れば安全にバックすることができます。
 一昨年に発生した災害の関係で任意保険料がアップしていましたが、今年度は人身事故ゼロということで割引率が改善され次年度保険料が軽減されます。元の最高割引水準に戻るには、まだ数年はかかると思いますが、安全が崩れたらそれを取り戻すには大変な労力がかかるということを自覚していただきたいと思います。

■管理・監督者の危険感受性を高めよう
丸山 また、労災関係では高所からの落下事故が目立ちます。安全帯の未装着が主原因です。こうした労働災害は管理者の責任ということを肝に銘じていただきたいと思います。ミーティング時に不安全行動を作業指揮者がしっかり示すことと、作業指揮者自身の危険感受性を高めることが重要です。

 なお、ディービーの本社・営業所はGマークについて23年度は返上しました。一昨年の事故を踏まえ初心に戻って取り組むという姿勢からです。今後、また改めて申請いたしますが、そういう意味でも先程の銀賞表彰は非常に意味があります。皆さん方の一人ひとりの免許証が真っ白であるという積み重ねが会社のGマークへと結びつくからです。

■健康改善を重視
 当社では健康面談を重視しています。職種柄と中高年化に伴い、腰痛が非常に増えていますが、腰痛は適切な生活での努力と予防措置で緩和することが可能です。腰痛とうまく付き合って何とか定年まで元気に勤められるように皆で努力して行きましょう。健康と安全を両輪として推進していきたいと思います。

■小集団活動の発表

■16グループの活動を発表

 平成23年度の小集団活動の成果が技能系(ティービー㈱…9グループ、長運㈱…2グループ)の11グループ、事務系の5グループから発表されました。

 

 審査は客観式5段階採点で、管理職以上の全社員が審査に参加しました。

 

発表内容はこちら

 すべての発表が行われたあと、ティービー本社の桑原将之営業所長から大会スローガン決議が行われ、労働組合を代表して野村康志委員長が音頭をとって、全員起立で「ガンバロー三唱」が行われました。

■講評・審査発表・表彰式

■バラエティに富んだユニークな活動

 

 最後に上坂良秋副社長より、本日の発表全体についての講評がされ、審査結果の発表が行なわれました。

 

上坂 皆さん、発表おつかれさまでした。マンネリ化しない、ユニークでバライティに富んだ活動が多くあり、大変充実した大会になったと思います。

 なかでも、計数化して改善データを示した活動や、現場の言葉で働く人の意識が伝わるとてもわかりやすい発表がありました。タイヤの空気圧チェックの実演はとても興味深く、空気圧不足の危険を再認識をした気持ちが伝わってきました。

 

 これらの活動は発表時に終わらず、継続して取り組むことが重要です。また、良いものはぜひ全社で水平展開していきたいと考えています。

■さらなる改善活動の深化を

上坂 皆さんの活動を少し整理してみますと、作業チームの取り組みは次の4つの角度に分けられると思います。

 ① マニュアル・ルールの改善

 ② 作業方法の改善

 ③ 設備・備品の改善

 ④ 安全教育の実施

 

 また、事務系チームでは次の3点が目立ちました。

 ① 事務の効率化

 ② 作業場の環境の改善

 ③ 品質(向上)保持の教育をしていく

 今後は、これらを参考に、社長の冒頭のご指摘にもあったように、安全・品質を落とさずにコストダウンを図るため、新たな発想で活動を展開していくようお願いします。


審査結果の発表後に、各受賞者に社長から賞状の授与が行われました。審査の結果、以下のチームが表彰されました。

【技術系】    
★最優秀賞 タカラ長運㈱佐世保営業所
「米海軍佐世保基地メール便の安全・品質向上を目指して」
☆優秀賞 本社営業所4・6班合同
「再認識―タイヤ点検と空気圧調査・実験」
タカラ長運㈱長崎営業所 「輸送事故ゼロを目指して」
・特別賞 本社営業所3班 「得意先リストの作成」
松戸営業所Aグループ 「ラップのコスト削減へのエコな巻き方」
【事務系】

 

 
★最優秀賞

事務Bグループ

「効率的な経費削減」
☆優秀賞 事務Eグループ
「梱包資材の保管スペースの有効利用」
・特別賞 事務Dグループ 「続フレッシュマンズ教育」
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タカラ物流システム