第15回パートナー会議─開会挨拶

全社一丸となって「安全品質の向上」を目指します

タカラ物流システム(株)

代表取締役社長

 

上坂 良秋

 まず開催にあたって弊社の代表取締役社長である上坂良秋が挨拶を行いました。

上坂 最近の日本経済は、アベノミクスの影響など景気に明るい兆しがみられますが、一方で軽油価格の上昇があり、実経済の盛況が運送事業へ反映するには少し時間もかかりそうです。また、国土交通省による厳しい安全規制、行政処分の強化など、依然として厳しい経営環境が続いております。

 

 そのような中で、タカラ物流システム(株)と致しましては、平成24年度はグループ全体では売上高203億円と前年比114%を記録しました。売上高200億円超の目標を1年前倒しで達成することができ、グループ全体の外販比率も58%と半数を超えています。これも本日お集まりいただいたパートナー会社様のご支援とご協力の賜物であると考え、厚く御礼申し上げます。

新規事業を積極的に展開します

上坂 新規事業についてご報告致しますと、「島根のおいしい天然水」の水宅配サーバー事業は、24年度末で累計7,815台となりました。皆様方には大変お世話になりました。

 本年度も新規に1万台の成約を目指しております。水事業につきましては当面、3万台達成を目標にして頑張っていきたいと思いますので、今後ともご協力をお願い申し上げます。また、新たに災害用長期保存水の取扱いも始めました。7年間の安全保存が可能ということで注目を集めております。

 

 環境商材として販売を始めた「木のれんが」は、24年度実績が4万2千個に終わりましたが、京都市岡崎動物園や取引先の倉庫の駐車場などで敷設を行いました。バリエーションを広げ、芝が植えられる「れんが」やビル屋上に敷設できるタイプを開発し、色数も12色から48色へと拡大いたしましたので、工務店や建築士の方をご紹介いただけると幸いです。本年度は50万個を目標としております。

 

 また、皆さんもすでによくご存知の15トン積載ウイングトラックにつきましては、24年度は8台の販売実績となりました。本年度は20台を目指しております。環境にもやさしく、燃費的にも1割アップが可能です。

 軽油の共同購入事業は24年度については4,500キロリットルの購入となり、円安による軽油の高騰も懸念されておりますので、まだ未参加の企業の方はぜひこの機会にご検討をお願い申し上げます。

 

 このほか、「LED照明の斡旋事業」や「経営労務問題の相談事業」、「電報サービスの共同購入事業」、「鳥害対策事業」などいろいろな新規事業を推進していこうと考えております。今後ともご相談いただけたらと思います。

 

よいものを共有し、共に成長していきたく存じます

上坂 営業上の数字を述べてまいりましたが、企業にはもう一つ大事な数字があります。それが本日の会合のテーマでもあります「安全・品質・環境」への取組みであり、企業を支える不可欠の投資であると考えます。

 安全に関する厚生労働省のデータを少し引用いたしますと、陸上貨物運送事業における休業4日以上の災害労働者は約1万3千500人(平成23年データ)にのぼり、ここ数年は横ばい状態であるということです。改めてその人数の多さに驚くとともに、他人事ではないと考えております。なぜなら、遺憾ながら弊社でも昨年度は労働災害が発生したからです。

 二度と災害を繰り返さないため、後ほど発表いたしますが、現在「リスクアセスメント活動」に積極的に取り組んでおります。

 

 安全や環境・品質への取組みが十分でない企業は、事故も多く、結局社会からの信用、得意先からの信用、社員からの信用を失い、場合によっては事業の存続にも関わります。売上や利益だけを追求するのではなく、安全への投資こそ重要な共通課題です。本日は、弊社だけでなくSBSロジコム様や中央倉庫様からも発表をお願いしておりますので、ぜひ参考にしていただきたく存じます。

 安全・品質・環境の問題を一緒に考え、良いことや役に立つ情報を共有していくことが大切であり、共通の目標をもった物流企業同士が、互いに絆を強めて協力しあっていければと考えております。

 今年度もタカラ物流システムでは、全社員一丸となって安全・品質・環境の向上にチャレンジして参りますので、引き続きご指導、ご協力を重ねてお願い申し上げます。

タカラ物流システム