ティービー㈱本社営業所の社員に対して運転者研修を実施しました

 タカラ物流システム(株)では、さる11月16日(土)に本社においてティービー株式会社本社営業所の全社員を対象に、運転者研修を実施しました。


 この研修会は、正規雇用労働者育成支援奨励金受給資格認定事業として行われたもので、物流技術研究会と㈱メンタルリンクエイド、住友ゴム工業㈱の協力のもとに行われました。


 午前中に「正しいタイヤの使用知識」と「ツキを呼ぶメンタルヘルス」の研修を実施し、午後から実技研修(日常点検と危険回避)をした後、最後に物流技術研究会の宮本会長が研修のまとめとして、過去の死亡災害事例からプロドライバーとしての心構えを説明していただきました。

■プロドライバーのための正しいタイヤの使用知識

 

 ダンロップタイヤの技術スタッフである萬野明住友ゴム工業㈱ダンロップタイヤ営業本部技術サービス部課長から、「プロドライバーのための正しいタイヤの使用知識」と題して講習を行っていただきました。講習のなかから、いくつか内容を抜粋して紹介します。

1・タイヤの空気圧管理について

 空気圧が不足していると、剥離やコード切れ等の故障が発生しやすくなり、摩耗が5~10%早くなったり燃費が1~1.5%悪くなったりします。
 逆に、空気圧が過多の場合には、切り傷や衝撃による損傷を受けやすくなり、センター摩耗が発生したり、乗り心地が悪くなったりします。
 また、タイヤの空気圧はゴム風船と同じように自然に空気が漏れて徐々に低下するので、定期的に空気圧を測定して適正な空気圧を維持する必要があります。
 とくに、新品タイヤの場合はタイヤのゴムが安定するまでに空気圧が低下しやすいので、点検の頻度を増やす必要があります。

2・タイヤのローテーションについて

 タイヤの寿命を延ばすためには、タイヤのローテーションを行うことが重要です。
 タイヤのローテーションをしない場合の寿命を100とすると、ローテーションを実施した場合には、約2割も寿命が延びたという事例もあります。
 ローテーションをする場合のポイントは、「タイヤの回転方向を逆にする」ことや「前輪と駆動輪を交換する」、「編摩耗が目立つ前に早めに実施する」ことが重要です。

3・タイヤの摩耗限度について

 タイヤの摩耗限度については、残り溝の深さが1.6ミリ以下になったら使用できません。高速道路を走行する場合には、残り溝3.2ミリが高速道路走行時の指導基準になっています。
 なぜ、こうした基準が決められているかといいますと、摩耗限度近くなったタイヤは濡れた路面での制動距離が飛躍的に伸びることが分かっているからです。
 摩耗限度を示すために、タイヤにはスリップサインが設けられています。タイヤの側面に△のマークが設けられており、タイヤの溝が減っていくと、ここの部分の溝が消えるようになっています。
 このスリップサインは、タイヤの全周で6~8か所設けられており、1か所でも露出するとそのタイヤは使用できません。

4・タイヤの点検方法の実技

 その後、外に出て実際にタイヤの点検方法やナットの点検方法について学びました。
 空気圧が不足しているタイヤは、ハンマーで強く叩くと微妙に音が違っており、適正な空気圧のタイヤとの違いを認識しました。
 また、ナットの点検でも緩んでいるナットを叩くと音が違っていることや、ハンマーで叩く際には締まる方向に叩くようにすることを学びました。
 最後に、空気圧が9キロある正常なタイヤと空気圧が5キロしかないタイヤを用意して、講師がまず右側のタイヤは9キロですと知らせてハンマーで叩いた後、空気圧が少ないタイヤを叩いてどれくらいの空気圧が入っているかを当てるクイズに挑戦しました。
 ハンマーでタイヤを叩いて微妙な音の違いで、空気圧を当てるわけですから、なかなか苦戦をしていましたが、見事3名の人がピタリ当てました。
 各班のトップの人と合わせて5名が、ダンロップ様から記念品をいただきました。

■ツキを呼ぶ「メンタルヘルス」

 

 上席アドバイザー・心理カウンセラーの金原由香氏に、『ツキを呼ぶ「メンタルヘルス」』と題して、幸せな人生を送るためには心を健全に保つことが大切であり、そのためにどのような考え方で毎日を過ごしたらよいか、についてお話をいただきました。この講演のなかで強調されたのは、「ツキを呼ぶ魔法の言葉」でした。

 

 


1・「嫌なことがあったら、すぐに「ありがとう」と言う」
 そういうと、それ以上ネガティブな気持ちにならないから。ただし、すぐに言うこと。
2・「嬉しいことがあったら“感謝します”“ありがとうございます”と言う」
 そういうと、すぐにまたそう言いたくなるような出来事が起こるから。
3・「いつも“ツイてる、ツイてる!”と言う」
 しゃべった言葉には命があるから、いつか必ず自分に戻ってくるから。

 

 この3つの言葉を唱えるだけで、ツイている人生に変わります。人の運やツキは、自分の心の中に「感謝があるかないか」によって大きく変わります。「ありがとう」や「感謝します」という言葉の波動は、自分にも人にもつながるので、つながっているすべてのものに幸せの連鎖を起こすものです。


 他人と過去は変えられませんが、自分と未来は変えられます。ですから、いつまでも過去にこだわったり、他人を変えようとする生き方ではなくて、自分を変えてよりよい未来の人生をつかんでいく必要があります。


 そのためには、過去のせい、他人のせい、環境のせいにしないで、自らが状況を判断してベストと思うものを選択して、ベストを尽くしていると道は必ず拓けます。
 最後に、「言葉を変えると心が変わる」「心が変わると行動が変わる」「行動が変わると習慣が変わる」「習慣が変わると人格が変わる」「人格が変わると運命が変わる」という言葉を紹介して、講演を締めくくられました。

 

 金原先生の講演内容については、以下にスライドでまとめていますので、参考にしてください。

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