第16回 物流パートナー会議 - 閉会の挨拶

タカラ物流システム(株)

代表取締役会長

 

大谷 將夫

 

 

 物流パートナー会議の締めくくりとして、大谷会長が閉会の挨拶をしました。

「安全」や「品質」を実現するのは日々の積重ね

 皆様、長時間の発表をお聞きいただき、有り難うございました。

 

 16回を経て、この会議の発表内容は、中身もよくなり実践も進歩してきていると感じています。

 そして、やはり安全や品質を高めるためには、日頃、業務の裏でどれだけ「努力し、いろいろな手順を踏み、工夫をし、皆で考え、意識を高める」などの積み重ねをしているかが問われているということを痛感しました。

 

 一方的に上司の誰かが「事故をするなよ」「破損をなくせ」と言ったところで安全は保たれません。それぞれの担当者が、現場を見て、現場で考えて、現場を良くする熱意をもって努力をすることでしか、「安全」や「品質」は守れないのです。

 私は、今日の発表を通じて、このことをもう一度胸の中に刻みました。

「経営者の強い思い」が「夢」を実現する

 さて、冒頭に社長からも報告がありましたように、私は、6月27日をもって弊社のすべての職から退任いたします。

 思えば、1999年から15年間にわたって、弊社の社長・会長を務めさせていただき、本当に有意義な人生の一時期を過ごすことができたと感じております。

 これも、今日お集まりいただいた皆様のご理解、ご支援、ご協力といったバックアップがなければ実現できなかったことだと思っております。改めて御礼申し上げます。

 

 私が、社長を仰せつかったとき、決意したことは、サラリーマン社長であっても、自分流つまり大谷流を徹底して運営させていただこう。ただし、結果についても自分自身がすべて責任を取ろうと考えました。

 

 就任当初、物流については全くの素人でしたが、日本能率協会コンサルティングから物流専門家の先生に指導に来ていただいて毎週勉強を続け、6年間で延べ2千時間指導を受けました。コンサルタント料は1億円にもなりましたが、この指導のおかげで、コストダウンなどを通じて5億円の利益が上がりました。

 

 勉強を続け、実際の経営の場に立って学んだことは、トップが夢を掲げ強い思いを持って徹底すれば、必ず夢は実現するということです。それも、上から押さえつけるのではなく、トップ自身が現場に降りて、現場を見て、現場の声に耳を傾けてこそ可能だということを痛感いたしました。

 

 今後は大谷個人として、社会のためにまた皆様のために、こうした経験が何かの形でお役に立てればと思っております。

 終わりに、今日ご出席の皆様の益々のご発展とご多幸をお祈りするとともに、この15年間の私へのご支援に対して感謝の気持ちを再度述べさせていただき、閉会の挨拶とさせていただきます。

 

 本日は、誠に有り難うございました。

タカラ物流システム